2018年01月05日

知財検定3級過去問解説 第28回 学科 問4

【問4】

コンピュータプログラムは著作物として保護されています(著10条9号)。一方、『(プログラムの)著作物に対するこの法律による保護は、その著作物を作成するために用いるプログラム言語、規約及び解法に及ばない。』と規定されており(著10条3項)、プログラム言語が保護されない旨明記されています。

著作物とは、『思想又は感情を創作的に表現したものであつて、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するものをいう。』と規定されています(著2条1号)。

著作物として認められるための要件として「指定期間への登録」は必要ではありません。著作物の定義(上記イの解説参照)に該当する限りにおいて、完成と同時に著作物となります。
 なお、『著作者人格権及び著作権の享有には、いかなる方式の履行をも要しない。』とされており(著17条2項)、著作権等の権利の発生にあたっても、出願や登録といったアクションは不要であり、著作物の完成と同時に著作権等も発生するとされています(無方式主義)。



【解答 イ 】合格教本6−1、6−2、6−3参照
(注意事項)
・問題は知財検定HP等でダウンロードすることが可能です。
・解説は、各回試験が基準とする法令に基づく解説であり、その後の法改正には対応しておりません。
・著作権及び著作者人格権は、「弁理士 岩崎博孝」に帰属しています。私的使用の範囲内で利用してください。


弁理士 岩崎博孝
posted by 弁理士いわさき at 08:17| 知財検定過去問解説