2018年01月06日

知財検定3級過去問解説 第28回 学科 問5

【問5】

『(優先)期間の満了前に他の同盟国においてされた後の出願は,その間に行われた行為,例えば,他の出願,当該発明の公表又は実施,当該意匠に係る物品の販売,当該商標の使用等によつて不利な取扱いを受けないものとし,また,これらの行為は,第三者のいかなる権利又は使用の権能をも生じさせない。優先権の基礎となる最初の出願の日前に第三者が取得した権利に関しては,各同盟国の国内法令の定めるところによる。』と規定されています(パリ4条B)。即ち、「不利な取扱を受けない」という内容には、登録要件の判断については少なくとも第1国出願の時点で判断されることが含まれることになります。

パリ条約は、同盟国が守らなければならない「最低限のルール」を定めています。よって、同盟国民に条約の規定よりも不利な取扱をすることは許されません。

『優先期間は,特許及び実用新案については12箇月,意匠及び商標については6箇月とする。』と規定されています(パリ4条C(1)。



【解答 ウ 】合格教本5−2参照
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弁理士 岩崎博孝
posted by 弁理士いわさき at 05:00| 知財検定過去問解説