2018年06月06日

知財検定3級過去問解説 第29回 実技 問20

【問20】

 受け皿と組み合わせていたとしても、模様Aを有するティーカップを販売している限りにおいて意匠権侵害を構成します。

 漫画に登場させているのみでは意匠の実施に該当せず侵害となりません(意2条3項)。なお、販売のためにパンフレット等に模様Aを有するティーカップの写真を掲載しているような場合は「譲渡の申出」として実施行為に該当しますから、意匠権侵害となる場合があります。

 意匠権の効力は類似範囲にまで及びますが(意23条)、ティーポットは非類似の物品ですから、意匠としても非類似となり効力が及びません。


【解答 ア 】合格教本3−8参照
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弁理士 岩崎博孝
posted by 弁理士いわさき at 15:38| 知財検定過去問解説