2018年06月06日

知財検定3級過去問解説 第29回 実技 問23

【問23】

 1社が独占して市場が混乱するか否かは拒絶理由となっておらず、このような理由で意匠登録されるか否かが判断されることはありません。

 映画での使用によって、その意匠は既に公知となっていますから、これから意匠登録出願を行ったとしても新規性が無いことを理由に意匠登録を受けることができません。よって、発言は適切です。

 確かに技術的な特徴は特許で保護すべきですが、その帽子の形状等が従来にないものであれば意匠登録を受けることは可能です。1つの製品や商品について、特許権と意匠権は必ずしも選択的なものではなく、重畳的に保護できる場合も多くあります。


【解答 イ 】合格教本3−1、3−2参照
(注意事項)
・問題は知財検定HP等でダウンロードすることが可能です。
・解説は、各回試験が基準とする法令に基づく解説であり、その後の法改正には対応しておりません。
・著作権及び著作者人格権は、「弁理士 岩崎博孝」に帰属しています。私的使用の範囲内で利用してください。


弁理士 岩崎博孝
posted by 弁理士いわさき at 16:20| 知財検定過去問解説