2018年06月06日

知財検定3級過去問解説 第29回 実技 問30

【問30】

『継続して三年以上日本国内において商標権者、専用使用権者又は通常使用権者のいずれもが各指定商品又は指定役務についての登録商標(書体のみに変更を加えた同一の文字からなる商標、平仮名、片仮名及びローマ字の文字の表示を相互に変更するものであつて同一の称呼及び観念を生ずる商標、外観において同視される図形からなる商標その他の当該登録商標と社会通念上同一と認められる商標を含む。以下この条において同じ。)の使用をしていないときは、何人も、その指定商品又は指定役務に係る商標登録を取り消すことについて審判を請求することができる。』と規定されています(商50条)。

 上記下線部の通り、使用しているか否かの判断においては同一の商標だけでなく「社会通念上同一」の商標まで含まれます。即ち、同一の商標を使用していなくとも社会通念上同一の商標を使用していれば取り消されません。

【解答 社会通念上同一 】合格教本4−7参照
(注意事項)
・問題は知財検定HP等でダウンロードすることが可能です。
・解説は、各回試験が基準とする法令に基づく解説であり、その後の法改正には対応しておりません。
・著作権及び著作者人格権は、「弁理士 岩崎博孝」に帰属しています。私的使用の範囲内で利用してください。


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知財検定3級過去問解説 第29回 実技 問29

【問29】

商標登録無効審判は、『利害関係人に限り請求することができる。』と規定されています(商46条2項)。


【解答 利害関係人に限り 】合格教本参照
(注意事項)
・問題は知財検定HP等でダウンロードすることが可能です。
・解説は、各回試験が基準とする法令に基づく解説であり、その後の法改正には対応しておりません。
・著作権及び著作者人格権は、「弁理士 岩崎博孝」に帰属しています。私的使用の範囲内で利用してください。


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知財検定3級過去問解説 第29回 実技 問28

【問28】

商標法における登録異議の申立ができる期間は、『商標掲載公報の発行の日から二月以内』と規定されています(商43条の2)。


【解答 2 】合格教本4−4参照
(注意事項)
・問題は知財検定HP等でダウンロードすることが可能です。
・解説は、各回試験が基準とする法令に基づく解説であり、その後の法改正には対応しておりません。
・著作権及び著作者人格権は、「弁理士 岩崎博孝」に帰属しています。私的使用の範囲内で利用してください。


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知財検定3級過去問解説 第29回 実技 問27

【問27】

『実用新案権の存続期間は、実用新案登録出願の日から十年をもつて終了する。』と規定されています(実15条)。

よって、出願日である2016年7月5日から10年となり、2026年7月5日となります。
※初日不算入の原則(特3条1項)により出願日(初日)である7月5日ではなく、7月6日からカウントするため2026年7月5日が存続期間の最終日となります。


【解答 2026年7月 】合格教本2−1参照
(注意事項)
・問題は知財検定HP等でダウンロードすることが可能です。
・解説は、各回試験が基準とする法令に基づく解説であり、その後の法改正には対応しておりません。
・著作権及び著作者人格権は、「弁理士 岩崎博孝」に帰属しています。私的使用の範囲内で利用してください。


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知財検定3級過去問解説 第29回 実技 問26

【問26】

 同一性保持権が問題となりそうですが、明らかな誤字の修正であれば『著作物の性質並びにその利用の目的及び態様に照らしやむを得ないと認められる改変』に該当すると考えられます(著20条2項4号)。よって、同一性保持権(著作者人格権)の侵害とはなりません。

 未公表の日記を無断で公表すると公表権(著作者人格権)の侵害となります(著18条)。

 無断で著作物のタイトルを変更してしまうと、同一性保持権(著作者人格権)の侵害となります(著20条)。同一性保持権は、著作物その物はもちろんタイトル(題号)にも及びます。


【解答 ア 】合格教本6−8参照
(注意事項)
・問題は知財検定HP等でダウンロードすることが可能です。
・解説は、各回試験が基準とする法令に基づく解説であり、その後の法改正には対応しておりません。
・著作権及び著作者人格権は、「弁理士 岩崎博孝」に帰属しています。私的使用の範囲内で利用してください。


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知財検定3級過去問解説 第29回 実技 問25

【問25】

 特許権の権利行使について事前の相手方への警告は必要ではありません。

 問題文記載の通りで適切(実29条の2)。

 商標権の権利行使について事前の相手方への警告は必要ではありません。


【解答 イ 】合格教本2−1参照
(注意事項)
・問題は知財検定HP等でダウンロードすることが可能です。
・解説は、各回試験が基準とする法令に基づく解説であり、その後の法改正には対応しておりません。
・著作権及び著作者人格権は、「弁理士 岩崎博孝」に帰属しています。私的使用の範囲内で利用してください。


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知財検定3級過去問解説 第29回 実技 問24

【問24】

 出願公開後に日本に直接出願した場合、その公開によって発明の新規性は喪失しており、日本で特許を受けることができません。

 日本で発明Aについて特許出願をすることは可能ですが、その後に国際出願に出願変更することは手続的に認められておりません。

 このような手続きを経ることにより、新規性の問題も生じることなく日本でも特許を受けることができる可能性があり最も適切です。


【解答 ウ 】合格教本1−4、5−2参照
(注意事項)
・問題は知財検定HP等でダウンロードすることが可能です。
・解説は、各回試験が基準とする法令に基づく解説であり、その後の法改正には対応しておりません。
・著作権及び著作者人格権は、「弁理士 岩崎博孝」に帰属しています。私的使用の範囲内で利用してください。


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知財検定3級過去問解説 第29回 実技 問23

【問23】

 1社が独占して市場が混乱するか否かは拒絶理由となっておらず、このような理由で意匠登録されるか否かが判断されることはありません。

 映画での使用によって、その意匠は既に公知となっていますから、これから意匠登録出願を行ったとしても新規性が無いことを理由に意匠登録を受けることができません。よって、発言は適切です。

 確かに技術的な特徴は特許で保護すべきですが、その帽子の形状等が従来にないものであれば意匠登録を受けることは可能です。1つの製品や商品について、特許権と意匠権は必ずしも選択的なものではなく、重畳的に保護できる場合も多くあります。


【解答 イ 】合格教本3−1、3−2参照
(注意事項)
・問題は知財検定HP等でダウンロードすることが可能です。
・解説は、各回試験が基準とする法令に基づく解説であり、その後の法改正には対応しておりません。
・著作権及び著作者人格権は、「弁理士 岩崎博孝」に帰属しています。私的使用の範囲内で利用してください。


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知財検定3級過去問解説 第29回 実技 問22

【問22】

 出荷から7ヵ月経過しており、新規性喪失の例外規定の適用を受けることができません(特30条)。よって、新規性を有しおらず特許を受けることはできません。

 試作品の製造から7ヵ月経過していても、それが非公開で(秘密の状態が保たれたままで)行われていたのであれば新規性は喪失していません。

 それが業者向けであったとしても、展示会への出品により新規性は喪失しています(不特定の業者に守秘義務は無いと考えられるため。)。また当該出品から7ヵ月経過しており、新規性喪失の例外規定の適用を受けることができません(特30条)。よって、新規性を有しおらず特許を受けることはできません。



【解答 イ 】合格教本1−5参照
(注意事項)
・問題は知財検定HP等でダウンロードすることが可能です。
・解説は、各回試験が基準とする法令に基づく解説であり、その後の法改正には対応しておりません。
・著作権及び著作者人格権は、「弁理士 岩崎博孝」に帰属しています。私的使用の範囲内で利用してください。


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posted by 弁理士いわさき at 16:09| 知財検定過去問解説

知財検定3級過去問解説 第29回 実技 問21

【問21】

 商品自体の形状であっても、登録要件さえ満たしていれば商標登録を受けることが可能です。『人の知覚によつて認識することができるもののうち、文字、図形、記号、立体的形状若しくは色彩又はこれらの結合、音その他政令で定めるもの』であれば商標として保護される可能性があります(商2条1項)。

 使用によりキャラクター自体が識別標識として機能する可能性はあるため、商標登録するべきという考え方は適切です。

 包装紙であってもそのデザインがユニークであれば識別標識として機能する可能性はあるため、商標登録するべきという考え方は適切です。


【解答 ア 】合格教本4−1参照
(注意事項)
・問題は知財検定HP等でダウンロードすることが可能です。
・解説は、各回試験が基準とする法令に基づく解説であり、その後の法改正には対応しておりません。
・著作権及び著作者人格権は、「弁理士 岩崎博孝」に帰属しています。私的使用の範囲内で利用してください。


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posted by 弁理士いわさき at 16:00| 知財検定過去問解説